産学官連携コーディネーターを配置し、大学、試験研究機関や医療機関等と県内企業をコーディネートし、産学官連携による技術・研究開発を促進し、新たな価値を創出します
ヘルスケア (医療) |
医療・福祉・健康分野を担当する産学官連携コーディネーターを1名配置。医療機関との窓⼝役となって現場ニーズの収集を⾏うとともに、県内企業の医療機器等開発及び全国規模の展⽰会出展による販路開拓に助成・支援します。 |
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⾷品・農業 (バイオ・アグリ) |
バイオ、⾷品、農業担当の産学官連携コーディネーターを1名配置。慶應義塾⼤学先端⽣命科学研究所や同研究所発スタートアップ企業、⼭形⼤学農学部の研究シーズと県内企業等とのマッチングを実施します。 |
有機材料、 環境・エネルギー |
各種有機材料および環境・エネルギー分野を担当する産学官連携コーディネーターを1名配置。有機エレクトロニクス応⽤分野の広範な活⽤・展開を図るとともに、各産業⽀援機関等と連携を図りながら、⼤学や試験研究機関と県内企業等のコーディネート活動を実施します。 |
OLED(Organic Light Emitting Diode)とは、発光ダイオードの⼀種で、発光材料に有機化合物を⽤いるもの。有機ELと呼ばれる現象を応⽤した発光素⼦の⼀種である。
ELとは、「Electroluminescence(エレクトロ・ルミネセンス=電界発光)」の略で、電流を流すと光る性質をもつ物質(発光体)、もしくはその構造体を⾔います。
その現象を利⽤した有機発光ダイオード(OLED)とも呼ばれる製品⼀般も指す。
有機ELはその発光体が炭素を含む化合物(有機物)の場合であり無機の発光体であるLEDとは材料とその構造が異なっています。有機ELは、2枚の⾦属電極で挟むサンドウィッチ構造で、製法はITOという透明電極(陽極)付ガラス基板上に、有機物とアルミ薄膜(陰極)を「蒸着法」で製造するのが⼀般的です。また、材料の特性を活かした次世代製法として「印刷法」もあり、「印刷法」は、「蒸着法」に⽐べ、製造コストの低減から量産化に適しているため、世界中で研究開発が進められています。ガラス基板の代わりに、⾦属箔やプラスチックを使⽤して曲げられるパネルやアルミ薄膜を透明のITO膜にして全体が透明なパネルも製造可能です。
「有機EL」が変える未来の私たちの暮らし
OLED ヤマガタ(オーレッドヤマガタ)は、有機 EL 関連分野で事業化を目指す県内企業等の会員組織で、次のような活動をしています。
① 有機 EL 照明技術/用途開発/商品企画等に関する研修会・セミナーの開催
② 有機 EL に関する技術情報の提供や用途開発のアドバイス
③ 企業間の共同試作研究に向けたコーディネート
④ 有機 EL 標準サンプルパネルの貸出等
新価値創出支援部 プロジェクト推進グループ
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